1210年|4月 5月

2019年04月23日

本宮

五月一日、戊子(※つちのえね・ぼし※)。
朝、御浴・御拝・御禊。終わって出御。
王子(※近露王子※)に参御。
次に檜曽原・継桜・中川など王子を例のごとく御参。
次に熊瀬川で昼御養〔別当(※※)が同じくこれを設けたのか〕。次に出御し、石神王子に御参。次に湯川御所に着御し御昼養がある。臨時の御浴・御禊などがある。
人々は臨時の浴をなし、めいめいに宿所を退出。

しばらくして皆が帰参し、次いで出御。湯川王子に参御。次に猪鼻王子。次に発心門において御禊があり、同王子(※発心門王子※)は杖を献御される。御笠と四手(※しで。玉串や注連縄などに下げる紙※)を同じくこれ(※杖※)に付ける。
各々の私の先達が杖を授ける。

御奉幣以下の事が終わって、御先達が金剛杖を進められる。〔源宰相中将がこれを取り、御輿に進み入り、すぐに(※院は※)お返しになる。御先達が直に進み入るべきか。その後、宰相中将にお預けになるべきとのこと。但し両説か。不審〕
次に出御。次に内水飲において御小養を設ける〔湛政法印がこれを設ける〕。次に同王子(※内水飲王子。後に水呑王子※)に参御。加津江坂を御歩きになる。

予らは先行して、祓戸王子辺の小堂において聊か事に宜しい(※適切な※)浄衣を着る。
王子に参り、御幸を待ち奉る。人々は皆ことごとくつつしんで仕える。

ここより神宝以下行列〔行事院司・庁官が御養所から前行してこれを行くとのこと。ただこの度はそうではない。御歩きのとき自然に遅々となるためか。もっとも可理〕。祓戸王子に参御の後、ここにおいて御禊がある。〔大麻で、まず神宝を撫で、庁官役之後、信能朝臣に授けて、本宮の方に向かわせなさる〕


次に本宮に参御、行列。

まず神宝。次に御先達。次に公卿・殿上人。
次に御輿。次に上北面。次に女房輿3張。
次に歩いて行く女房〔下北面の輩がこれに付き添う〕。


まず御装束を改めずに御参宮〔神宝は油戸に入らない。回廊の外から庁屋に付ける〕。御路は東の回廊の外に沿って参御。証誠殿門から御輿のまま入御。上北面の輩4人がこれに昇り奉る〔あるいは、ここから御輿を御下りになる。また例である。このとき殿上人は御牟志を進める〕。この間、別当は雑人を払い下がらせる。
順番に御巡礼の後、一万十万前の戸から御退出させられる〔御輿を御下りしているときは御輿を楼門の下に準備する。ここから御乗りになるためである〕。
御所に着御。御浴水がある。
音無河近代熊乃川とのこと。

これに先んじて予らは退出。奉幣の装束を着て〔立烏帽子・張下袴、その他のことは例のごとし〕帰参〔このとき黄昏である〕。人々は皆ことごとく参入。次に出御〔北東面師織戸から出御。予らは松明を取る〕。
■■経御所の前に御出になり、南織戸の外東面に御輿は居る。御輿で御禊がある〔御所の前の白砂の上、本宮に御向かいになる。□が昇り奉って居る。御輿は鳥居の内の路、本路である〕。予は役を勤めて送る。御禊の間、御幣以下立ち並ぶ。

金銀の幣〔宗行朝臣がこれを取る〕、白妙の御幣3捧げる〔予がこれを取る〕、
同じ幣9捧げる〔清実〕、御花米〔桶に入れて〕、康業
御二体2人〔忠綱・信経〕 師子形2人〔藤康定・主典代資宗〕、

殿上人不足のときは、北面の五位が主典代に立つ。加(嘉か)例である。


御禊が終わって、神宝・御幣を庁官にお返しになる。予は御輿の前に進み、御あがない物を片づける。次に御宝前に参御〔予らは松明を取り前を行く〕。御先達が先にある。御幣・神宝、これを捧げる庁官が前に行き、御路は先度のごとく回廊の外をおめぐりになる。

まず証誠殿に御参り〔まだ御輿に御乗りになっている。これは希代の例である。先例はみな御輿を御下りになって御奉幣がある。しかしながらこの度の御先達はこのように申され行なう。定有存知か〕、御奉幣のことがある。予は取って膝を突き、証誠殿の前に布を敷く〔両所以前に庁官に仰って、前もってこれを敷かさせる〕。

権弁が金銀の御幣を取って御先達に渡し、御先達の後ろに退き下がる。
宰相中将が参入。幣を取ってこれを進め、御先達に渡す。御先達は神職にお与えになる。この間、権弁は白妙の幣を取って立つ。神職が祝詞を奏上する。
先是神宝伝三昧。次に両所に御参り〔1度の御奉幣〕。次に若宮殿・五大王子、この次に御奉幣がある。次に一万十万の御前で御奉幣がある〔四所1度の御拝がある〕。

ここにおいて祝詞が終わった後、神職が禄をお与えになる〔被物1色。信能朝臣がこれを取る〕。この間、御正体は礼殿に懸け奉られる。三昧僧がこれの役〔開眼供養の後、三昧僧が御殿に懸け奉る〕。次に御奉幣。終わって楼門に出御。回廊の外から礼殿御所に入御〔南面妻戸に御輿を準備する。御屏風を寄せ、合わせて几帳(※きちょう。間仕切り※)を出す。この間、里神楽。宝前において順番にその役を勤める〕。

御灯明(※とうみょう。神仏に供える火※)。この次に敬白、御僧供(※そうぐ。僧への供物※)事とのこと。御導師〔山僧〕が敬白を終えて、布施を1裏お与えになる〔信能朝臣がこれを取る〕。次に御誦経がある。御導師〔同。予が布施1裏を給う〕は、次に御経供養〔御導師、前もって法服を給う〕。

題名僧六口表白の間に予は逐電。私の奉幣の用意をする。先達・神職が合わせて準備の指図をする。ほんのわずかな時間で事が終わって帰参。すぐに布施を給う。

源宰相中将が被物1色を取り〔康定が手長(※てなが。取り次ぎをする人※)をする〕、これをお与えになる。信能朝臣が裏物を取る。
題名僧各1裏。信能・宗行ら朝臣、予・康定がこれを取る。


この度、上卿がいないためか。勧賞(※功労をほめて、官位や物品を与えること※)を仰られない。追々仰られるだろうとのこと。
次に御神楽〔本社八女には前もって装束をお与えになる。舞曲3反の後、禄をお与えになる。唱人5人にも同じく禄をお与えになる〕。次に御加持がある〔御先達が引率して参入〕。発願の事が終わって布施をお与えになる〔予らがこれを給う。30口の間、数反に及ぶ。各装束一具平裏に入る〕。引き終わって、各々座を立ち、退出〔布施を引く。2行列居、対座〕。

次に御鉢を供えられる〔入御。僧供の上分は前もって礼殿の机上に置いてある〕。その儀式は御先達がまず証誠殿御鉢を取る。直ぐに進み、簾の下に参る〔このとき御拝がある。2反とのこと〕。すぐに持ち帰って三昧僧にお返しになるとのこと。机の上に置く。

両所〔先に西の御前、次に東の御前〕、その儀式は前と同じ。次に信能朝臣が被物1色を取り、別当にお与えになる。これは例の禄である。次に例時僧供(※時を定めて行う僧供※)がある〔可能相待之由兼可仰云々〕。礼殿においてこれを引き、まだこれを引き終わらない以前に御退出。御所に御下りになる。
posted by 藤原頼資&てつ at 07:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
 
この記事へのコメント
もし空中に垂れる糸はもとの状態を取り戻すことができて、油汚れのもたらしたのに属して癒着して、もしもとの状態を取り戻して磁気にもたらされたのが癒着するため属することはできません。空中に垂れる糸は磁気を受けて磁気の除去の後でを通じて(通って)やっと使うことができなければなりません。
スーパーコピーブランドの人為的にもたらす空中に垂れる糸が乱れていて、空中に垂れる糸の1節(つ)を修繕して修繕を参照することができるのが良いです。もし空中に垂れる糸が乱れていて比較的ひどくすでに修復したことができなくて、新しい空中に垂れる糸を替えることができます。
Posted by スーパーコピーブランド at 2013年11月04日 15:21
更に億万女性の映画ファンのうっとりする神の謎のを譲って、この映画の中の第3件のジバンシーの作品です:1枚の黒色のカクテルのスカート、肩紐の上に装飾は2匹の小さいチョウがいて、器量が良くてすばらしいです。このスーパーコピーエルメスはひとたび現れるとオーストリアの黛麗の影に従って、すぐに女達の新たに人気が出た人になって、そのためにあとでの数十年の中に絶えず複製とまねに、トップクラスのブランドから大衆のブランドまで(へ)、このスタイルの複製品にどこにも見られます。
Posted by スーパーコピーエルメス at 2013年11月12日 17:39
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